
こんにちは!パニック歴5年でメンタル心理カウンセラーのカナです。
このブログでは自身の経験からパニック障害を乗り越えるための工夫や気づいたこと、セルフケアなど、パニック障害にまつわるアレコレをお伝えしていきます。
さて、今回は「マイナス思考のループを断ち切る方法【脱ネガティブ】」というテーマでお話していこうと思います。
私は以前自分に自信がなく、マイナス思考がループしている悪循環の時期がありました。
そんな時、自分の思考のクセを知ることで自分の中に原因があるということに気づいたのです。



自分に自信がなかったのは、自分自身や他人を責めていたからなんですよね…。
その結果、ネガティブな考えに支配されてストレスまみれになっていました。
- 「マイナス思考=悪」ではない
- 思考を数値化・感情をラベリングしてマイナス思考を手放す
- マイナス思考をプラス思考に変えていこう
このようなマイナス思考は誰にでもあるものなのですが、全て悪いことではありません。
ですが、以前の私のようにとらわれすぎている人も多いことも事実です。
この記事ではマイナス思考になってしまう原因とその解決方法をお伝えします。どうぞご覧ください。
「マイナス思考=悪」ではない


一般的にマイナス思考というとどんな思考を思い浮かべますか?
「嫉妬」「怒り」「不安」などではないでしょうか。
そもそも、マイナス思考にはプラスな面が隠れています。
例えば他人に嫉妬するのは「自分もそうなりたい」という向上心の裏返しともいえますよね。そして「怒り」や「不安」も自分や大切な人を守るために時には必要な感情です。
なので、「マイナス思考=全てが悪」というわけではないのです。



ただし、極度なマイナス思考に陥ったり、マイナス思考がずっと続く(ループする)ようだと心身の不調を招く危険性があるので注意です。
プラス思考とマイナス思考は3対1の割合が理想といわれています。
完全にマイナス思考を払拭しようとせず、うまく活用しながらプラス思考に転換していきたいところです。
思考を数値化・感情をラベリングしてマイナス思考を手放す


マイナス思考のクセを手放すにはまず、あなたの思考を数値化してみましょう。



感情を言葉にすることは心理学の分野でも研究されているんだって!
具体的には「私は今怒っている」という感情に気づき「怒り70%」と数値化します。
そして「〜と、私は思った」とラベリングします。この言葉を心の中で付け加えて唱えることで、その思考から距離を置くことができるのです。
つまり、感情にラベリングをすることは、マイナス思考になる原因を受け流したり、切り替えたりして心のダメージを抑えることができるようになるのです。
マイナス思考をプラス思考に変えていこう


マイナス思考になってしまうのは、無意識に自分を責めてしまっているのかもしれません。
「どうせ私なんて…」とつい考えてしまいませんか?
こういったマイナス思考は過去の経験から形成されたセルフイメージ(妄想)にすぎません。
同じセルフイメージなら「私ならできる」「私なら乗り越えられる」とポジティブに考えてみませんか。
何度も繰り返しポジティブなメッセージを自分自身に与えることで、「思考は現実化する」の言葉通りになっていくのです。



自分に優しく、思いやりを持った言葉をかけてあげましょう。
- 嬉しい
- 心地よい
- 快適だ
- 絶対にできる
- 運がいい
- 憎い
- 苦しい
- わからない
- できない
- 不幸だ
また、マインドフルネス瞑想をして頭の中を空っぽにすることも、マイナス思考の原因(嫌な過去・不安な未来など)から離れられるのでおすすめです。


それでもマイナス思考のループが終わらない時は、自分を受け入れられない自分にOKを出します。
それでもダメならまたOKを出す。悪いループが終わるまでです。
不思議なことに、そうしているうちに前向きな気持ちになってくるのです。
おわりに
今回は「マイナス思考のループを断ち切る方法【脱ネガティブ】」というテーマでお話しさせていただきました。
- 「マイナス思考=悪」ではない
- 思考を数値化・感情をラベリングしてマイナス思考を手放す
- マイナス思考をプラス思考に変えていこう
マイナス思考でいると心身の不調が出やすいことに加えて、苦しい気持ちになってしまいますよね。
この記事を参考にマイナス思考を手放し、「きのうより優しいきょうの自分」になってみませんか。
以下の記事も参考になりますので、ぜひお読みください。





あなたという存在自体に価値があります。このことを忘れないでくださいね。
では、本日も体調に気をつけて素敵な1日をお過ごしください。
カナでした。