
こんにちは!パニック歴5年でメンタル心理カウンセラーのカナです。
このブログでは自身の経験からパニック障害を乗り越えるための工夫や気づいたこと、セルフケアなど、パニック障害にまつわるアレコレをお伝えしていきます。
さて、今回は「パニック障害にマインドフルネス瞑想は効果的?実際に試してみました」というテーマでお話していこうと思います。
マインドフルネス瞑想というのは、今この瞬間における自身の心と体の感覚に意識を向け、自らの心身に起こっている変化・現象をありのままに受容する方法です。ひと言でいうと「心身への気づき」ということになります。
しかしながら、「精神論?」「宗教?」と勘違いしている方も多いことも事実。
マインドフルネス瞑想は多くの論文で医学的根拠を証明されている上に、宗教的な要素をなくして誰もが安心して取り組める内容になっています。
- マインドフルネス瞑想の基本
- パニック障害への活かし方
- ジャーナリングでさらに効果を高める
マインドフルネス瞑想の基本
マインドフルネスとは瞑想や呼吸法を行うことがメインとなり、集中とリラックスが共存する瞬間のことをいいます。
瞑想というと宗教的なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、マインドフルネスは宗教色がなく科学的に瞑想を行うものになります。
あなたは休んでいる時も絶えず考え事をしていることはありませんか?
そこで、マインドフルネス瞑想を行うことによって意識的に脳を休息させることにより、脳疲労の改善にも繋がります。



考えすぎることもストレスに繋がるんだって!


マインドフルネス瞑想の効果
一般的に言われるマインドフルネス瞑想の効果は以下になります。
- ストレスに強くなる
- 記憶力が良くなる
- 集中力が続く
- 決断力が研ぎ澄まされる
- 発想が豊かになる
- うつの予防・再発防止
このように、マインドフルネス瞑想には「癒し」の側面と「脳を活性化する」側面があります。
マインドフルネス瞑想のパニック障害への活かし方


具体的には、姿勢を正し、目を閉じて、ゆっくり呼吸します。
息を吸うとお腹がふくらみ、息を吐き出すとへこむのを感じます。呼吸の感覚に集中するイメージです。
この繰り返しを、最初は1分くらいから始めてみましょう。マインドフルネスは「いま、ここ」にある時間を増やしていく行いになります。
パニック障害の人は、呼吸が浅く、真面目で頑張り屋の人が多いです。
心の休息時間を作ることが改善につながると思うので、1日の中で少しでも時間を作ってマインドフルネス瞑想をしてみましょう。
マインドフルネス瞑想をすると、呼吸以外何もしません。だからこそ、心が休まりエネルギーが養われるということです。


マインドフルネス瞑想を試してみました
1週間ほどマインドフルネス瞑想を続けていくと、習慣になり、夜寝る前や入浴中、ウォーキング中にも、呼吸と「いま、ここ」の感覚を意識するようになりました。
すると、心が静かになってストレスが消えるというか、ストレス源の話題を忘れるようになります。
自分は思った以上にクヨクヨしている時間が多いんだなと実感しました。
マインドフルネス瞑想は五感で感じることが重要なので、アロマオイルを炊いたり、バスミルクを入れたりするとよい香りがして、より効果的に感じました。


ジャーナリングでさらに効果を高める


ジャーナリングはマインドフルネスのひとつで、簡単に説明すると「書く瞑想」になります。
言葉を聞くと難しそうですが、紙とペンがあれば誰でも手軽に取り組めるため、寝る前の数分間など、ぜひ日常に取り入れたい習慣です。
- 自分の意識へ目を向けられる
- 「今の自分」「自分の意識」「自分の気持ち」を見える化できる
- 自分を客観的に見られる
- 自分自身に対して意外な気づきを発見できる



自分の頭や心にある思いは、書き出さないと整理できない場合もありますよね。そんなときにジャーナリングを行えば、モヤモヤしていた気持ちなくなって頭がスッキリしますよ。
ジャーナリングのやり方
ジャーナリングのやり方はシンプルで簡単。思い立った時に始めることができます。
お気に入りのノートがある人はそちらを使いましょう。
内容は自由に決めてOK。
多少文字が汚くても誤字脱字があっても大丈夫。
他の人や音などに邪魔されずに行うほうがよいので、できるだけ1人で集中できる場所を選びましょう。
おわりに
今回は「パニック障害にマインドフルネス瞑想は効果的?実際に試してみました」というテーマでお話しさせていただきました。
- マインドフルネス瞑想の基本
- パニック障害への活かし方
- ジャーナリングでさらに効果を高める



心を休めることの重要性を認識しました。これからもマインドフルネス瞑想を取り入れていきます。
では、本日も体調に気をつけて素敵な1日をお過ごしください。
カナでした。