セロトニンの分泌を増やしてパニック障害を改善していく!

カナ

こんにちは!パニック歴5年でメンタル心理カウンセラーのカナです。

このブログでは自身の経験からパニック障害を乗り越えるための工夫や気づいたこと、セルフケアなど、パニック障害にまつわるアレコレをお伝えしていきます。

さて、今回は「セロトニンの分泌を増やしてパニック障害を改善していく!」というテーマでお話していこうと思います。

最近の研究では、パニック障害の原因は、脳内神経伝達物質(脳内ホルモン)のバランスの乱れであることがわかってきています。

とくにセロトニンとノルアドレナリンが関係していると考えられていて、セロトニンの分泌が減少すると、不安になったり、落ち込みやすくなったりするほか、目覚めも悪くなり、集中力も低下します。

カナ

セロトニンが不足すると「不安になる・落ち込みやすくなる・目覚めも悪くなる」なんて、パニック障害には良くないことばかりですよね…。

この記事ではセロトニンの分泌を増やすための方法をお伝えしています。

「最近気分が落ち込むなぁ…」といった無気力な症状の人もやる気を回復させることができるので、ぜひお読みください。

目次

パニック障害はセロトニン不足で症状が悪化する?

パニック障害は、セロトニン不足で症状が悪化する時があるそうです。

ノルアドレナリンが過剰放出されてしまうと、突発的に脈拍が増える・息苦しくなる・多汗が起こるなど様々な症状をもたらし、不安や恐怖といった感情の抑えが利かなくなってしまいます。

逆に、セロトニン(気持ちを安定させる神経伝達物質)が不足している場合もあります

簡単に実践できることは「日光を浴びること」

一番簡単なのは、日光を浴びることでセロトニンを増やすことが可能だそうです。

1.目覚めの瞬間に日光が当たるようにする。例えば、布団はなるべく窓の近くに配置する、カーテンを日光が入りやすい目の粗いものにする、などです。

2.昼間の隙間時間に太陽を浴びるようにする。そのためには、仕事の休憩時間など、隙間時間を見つけて30分程度でいいから日光浴をするようにしてみる。

セロトニンは軽い運動や深呼吸を行うとより活発に分泌されます。ひなたぼっこしながらの深呼吸は落ち着いて出来そうですね。

日光浴をする際には、軽いウォーキングもすればより効果的です。

カナ

私も晴れた日にウォーキングをします。気持ちも明るくなるんですよね。
ただしうつ症状がある人は運動は無理しないでくださいね。

セロトニンサプリは飲み合わせに注意!

インターネット通販やドラッグストアにはセロトニンの分泌を増やせるサプリが販売されていますが、薬を服用している方はお医者さんに一度相談してくださいね。

セロトニンの9割が腸で作られている

セロトニンの原料(トリプトファン)は体内では生成できず、直接摂取のみで体内に補給することができます。

具体的には、肉類・魚類・乳製品・大豆製品などに多く含まれています。

腸のために食べたい食品

消化器官である腸に大きな影響を与えるのが食習慣です。腸に良い食習慣を心がけましょう。

水溶性食物せんい

水に溶ける水溶性食物せんいは善玉菌のエサになります。便の水分を増やして柔らかくする働きも。

  • 昆布
  • ワカメ
  • こんにゃく
  • 大麦

など

不溶性食物せんい

水に溶けない不溶性食物せんいは便のカサを増します。

  • 豆類
  • 穀類
  • 野菜
  • キノコ類
  • ココア

など

オリゴ糖

オリゴ糖はビフィズス菌を増やし、お腹の調子を整えます。

  • バナナ
  • 玉ねぎ
  • ハチミツ
  • とうもろこし

など

オメガ3系脂肪酸DHA-EPA

オメガ3系脂肪酸のDHAやEPAは腸の炎症を鎮め、善玉菌が増えるのを助けます。

  • サケ
  • サバ
  • サンマ
  • アマニ油

など

おわりに

今回は「セロトニンの分泌を増やしてパニック障害を改善していく!」というテーマでお話しさせていただきました。

パニック障害の原因ははっきりとは分かっていませんが、原因の一つは脳内のセロトニンというホルモンが不足するためではないかと考えられています。

セロトニンが過剰になるのもよくないのですが、不安やうつ・パニック症(パニック障害)などの精神症状がある人はセロトニン不足の人が多いので、適度に分泌を増やしていきたいですよね。

カナ

私が服用しているジェイゾロフトというお薬はセロトニンの働きを活発にする薬のようです。

では、本日も体調に気をつけて素敵な1日をお過ごしください。

カナでした。

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