
こんにちは!パニック歴5年でメンタル心理カウンセラーのカナです。
このブログでは自身の経験からパニック障害を乗り越えるための工夫や気づいたこと、セルフケアなど、パニック障害にまつわるアレコレをお伝えしていきます。
さて、今回は「パニック障害にウォーキングが最適な3つの理由」というテーマでお話していこうと思います。
私はパニック障害と診断されてから、3年くらいほぼ毎日ウォーキングをしています。
かかりつけの心療内科のお医者さんからパニック障害の人にはウォーキングが良いと聞いてから始めました。
家から出られないくらいの重度な人には難しいかもしれませんが、少し外出できる人はお金もかからないので、ぜひ毎日の習慣に組み込んでいただきたいです。
- パニック障害にウォーキングが最適な3つの理由
- ウォーキングの効果をさらに上げるために
- 気をつけること
パニック障害にウォーキングが最適な3つの理由


パニック障害になると、身体を動かすことや外出することがどうしても億劫になってしまいますよね。
でも、ウォーキングはメリットも多いのでこの記事を読んでメリットがわかると「ちょっとやってみようかな」という気持ちになるかもしれませんよ。^^



毎日するのがベストですが、週1~2回でも、やっただけ効果がありますよ!
ちなみウォーキングと同列で語られることが多い「ジョギング」ですが、激しい運動になるのでリラックスができませんでした。本格的に体力をつけたい人にはいいのでしょうが、パニック障害を改善したい場合はある程度ゆったりしたリズム運動が効果的です。(私はウォーキングは続けられているのですが、ジョギングはキツくて続きませんでした…。)
理由① 発作に慣れることができる
ウォーキングをする事で、心臓のドキドキ(動悸)・発汗・軽い息苦しさなど「パニック発作に似た状況」を作り出すことができます。
これは、不安を伴わないパニック発作の予行演習といった考え方があり、実際に、ウォーキングなどの運動を継続して行うとパニック発作の予防や回数が減るという医学的な報告がなされています。
理由② 体力がつく
パニック発作の不安から、外出を避けていると、体力が衰えます。
心の健康と体の健康は結びついているため、しっかり体力をつけていく必要があります。
これは私の体験談なのですが、体力がつくと「自信もつく」のです。
少し遠いところに外出する時も「いつも運動しているから大丈夫」という気持ちになります。
理由③ 気持ちが明るくなる
ウォーキングをすることで、外の空気を吸いながら開放的な気分で過ごすことができます。
目に映る緑や季節の移ろいを感じていると、不安感が忘れられるんですよね。
これは、家の中では味わえないものです。
なぜ気分がよくなるかというと、セロトニンの分泌量が増えるから。
セロトニンの分泌量を増やすには、朝に15~30分の「朝散歩」が効果的です。


ウォーキングの効果をさらに上げるために


歩くことに慣れてきたら、パニックの改善に有効なマインドフルネスを取り入れたウォーキングをしてみましょう。
マインドフルネスとはこの瞬間に感じていることに意識を向けるということ。
歩いている時の足裏の感覚(かかとが着地した・つま先が浮いたなど)に意識を集中して、他に何も考えないようにして歩いてみましょう。
最初は難しく思っても、徐々に足裏を感じる集中力が続くようになってきますよ。



感覚が掴みにくい人は、家の中でその場で足踏みしてみよう。
気をつけること
上記でウォーキングのメリットを3つご紹介しましたが、気をつけたいこともあります。
それは「無理しない」こと。
「疲れたな」って日は歩かなくていいです。無理するとストレスになるので。><
ストレスはパニック障害を悪化させてしまいます。
長い距離を歩くのが不安な人は、自宅を起点にするのがおすすめです。自宅から出発して、一方に進むと帰る距離も長くなってしまいますが、中間地点である自宅にすぐ戻れるという安心感があります。



また、シューズはウォーキング用のものや歩き慣れたものを使用しましょう。


おわりに
今回は「パニック障害にウォーキングが最適な3つの理由」というテーマでお話しさせていただきました。
- パニック障害にウォーキングが最適な3つの理由
- ウォーキングの効果をさらに上げるために
- 気をつけること
私はパニック障害の人にウォーキングをおすすめしたい気持ちは人一倍あります。
なぜなら私がウォーキングを続けることによって「外に出る」自信がついたから。
子供たちと一緒に歩くこともあり、今では趣味になっています。
あなたも少しの時間でも良いので、毎日続けてみてくださいね!



少しずつ健康的な習慣を取り入れてパニック障害を改善させましょう!
では、本日も体調に気をつけて素敵な1日をお過ごしください。
カナでした。