
こんにちは!パニック歴5年でメンタル心理カウンセラーのカナです。
このブログでは自身の経験からパニック障害を乗り越えるための工夫や気づいたこと、セルフケアなど、パニック障害にまつわるアレコレをお伝えしていきます。
さて、今回は「パニック障害の人がポジティブな環境に身を置くことの大切さ」というテーマでお話していこうと思います。



今からお話しすることはほんの一例ですが、参考にしていただければと思います。
皆さんはテレビでニュースを見られていますか?
ニュースは世の中のいろんな出来事をわかりやすく伝えてくれていますよね。
わが家は家族で毎日ニュースを見るのが習慣だったのですが、3年ほど前から家族の中で私だけニュースを見なくなりました。



えー?なんで??
ニュースを見なくなったきっかけ


私がニュースを見なくなったきっかけなんですが、ニュースって明るい話題よりも、事件や事故などといったネガティブな話題が多いですよね。
パニック障害を患ってから特にそういうネガティブな情報で、悪い方に考えが引きずられてしまうようになってしまって。
特に子供に関する悲しいニュースを知ると、心臓がドキドキしてしまうんです。
そういった出来事があってからニュースを見なくても、法改正や制度変更のことなど自分に関係しそうなことはインターネットのニュースサイトなどを見て自分にとって必要な情報を確認すればいいのかなと思い、そんな感じで過ごしています。
つまり、「ネガティブな話題のニュースやメディアから距離を置くこと」が大切なんです。
人は不快感を覚える情報や、ショッキングな情報に接するほど「受動ストレス」がたまることがわかっています。
今のところ、それで困ったことはありません。



困ったことがない(デメリットがない)、という部分がポイントかもしれませんね。
ポジティブな環境をつくるために、まずはネガティブなことから距離を置く。この考えが不安感を遠ざけるためには大切だと思いました。(わざわざネガティブなことに自分から接触しにいく必要もないですからね。)
できるだけポジティブな時間を過ごそう!


ニュースを見ないで世の中の情勢を知らなくていい、ということではありません。
実は、ニュースのネガティブな話題に接した時と同じことが人間関係でも起こるんです。
あなたの周りにネガティブな人はいませんか?
ネガティブな人と接すると自分の姿勢がうつむき加減になったり、表情も暗くなってしまうという実験結果が出ています。
そのため、日常生活で困難が少なくないパニック障害の人こそ、なるべく信頼のおける家族や友達と明るい話をしたり心地いい時間を過ごしたほうがいいのかな、と思っています。
ネガティブになる時間はもったいないです。代わりに散歩やヨガをするなど、心と身体にとってなるべくポジティブな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
おわりに
今回は、「パニック障害の人がポジティブな環境に身を置くことの大切さ」というテーマでお話しさせていただきました。
気持ちが暗くなるようなテレビニュースを意識的に見ないようにようにする、というのは一例ではありますが、参考にしていただけると嬉しいです。
ニュース以外でも「ポジティブな環境をつくるために、まずはネガティブなことをやめる。」
これを意識してみてください。考え方が良い方向(ポジティブ)へと変わる手助けになります。
みなさん、体調に気をつけて素敵な1日をお過ごしください。
カナでした。