
こんにちは!パニック歴5年でメンタル心理カウンセラーのカナです。
このブログでは自身の経験からパニック障害を乗り越えるための工夫や気づいたこと、セルフケアなど、パニック障害にまつわるアレコレをお伝えしていきます。
さて、今回は「パニック障害の人はまずは寛解を目指したほうがいい理由」というテーマでお話していこうと思います。
パニック障害になると、早く完治させたくて気持ちが焦ることはありませんか?
私もそんな時がありますが、気持ちだけが焦って、平常時より症状が悪化してしまうことに悩んでいました。



私は悩みがあると症状に過敏になったり調子が悪くなってしまいます…。
あなたはどうですか?
寛解とはどんな状態?
寛解は症状が静止した状態を言います。(後に症状を残さないのは完全寛解。)
症状が一時的に軽くなったり消えた状態で、このまま治る可能性もあります。場合によっては再発するかもしれません。
なので、再発しないように様子を見る必要があります。
完治ではなくまずは寛解を目指そう


パニック障害の改善は長期戦になることが多いです。
そのため、まずは完治にこだわらずに、寛解を目指すことをおすすめします。
完治にこだわりすぎると神経質になり、少しの症状にも神経が過敏になることが多いからです。
人間はいつも調子のいい時ばかりではありません。
しかし、過敏になっている時は少しでも調子が悪くなるとパニック障害と結びつけてしまう恐れがあり、そうなると自分で症状を悪化させようとしているようなものです。
つらい時は好きなことをしたり気持ちを切り替えたり、無理をしないようにしたりと、ご自分にあった方法でつらい時をうまく乗り切ることが大事です。


最初の目標は完治を目指して神経質になるよりも、症状とゆっくり向きあっていくこと。
そして、上手に向き合えるようになったら完治を目指すのがおすすめです。
あなたも完璧にこだわらずまずはゆっくりと寛解の状態を目指してみませんか?
おわりに
今回は「パニック障害の人はまずは寛解を目指したほうがいい理由」というテーマでお話しさせていただきました。
普段の心掛けとしてこのようなことをお伝えしましたが、パニック障害は焦らず根気強く治療を続けることが重要なポイントです。
適切な治療を続けることで症状が改善できるので、「これは治る病気なんだ」と前向きに捉えられるといいですよね。^^
では、本日も体調に気をつけて素敵な1日をお過ごしください。
カナでした。