パニック障害になった人が立ち直るプロセス【実体験から解説】

カナ

こんにちは!パニック歴5年でメンタル心理カウンセラーのカナです。

このブログでは自身の経験からパニック障害を乗り越えるための工夫や気づいたこと、セルフケアなど、パニック障害にまつわるアレコレをお伝えしていきます。

今回は「パニック障害になった人が立ち直るプロセス【実体験から解説】」というテーマでお話していこうと思います。

私も5年以上のパニック障害歴があります。パニック障害になってから1~2年は寝込んだり、ほとんど外出できませんでした。

でも、今は頑張って寛解を目指そうと行動したり、このブログで情報発信をしています。

当記事の内容はこちら
  1. パニック障害になった人が立ち直るプロセス
  2. これから先の人生を良くする考え方について

実際にパニック障害になった私なのでお伝えできることがあります。

今、あなたはとても辛い気持ちだと思います。

でも、私のようにあなたも立ち直ることができます。私が立ち直るために行ったことを全て解説します。一緒にパニック障害の絶望感から立ち直りましょう。

目次

パニック障害になった人が立ち直る4つのプロセス

以下の3つです。

  1. パニック障害になった原因を考える
  2. パニック障害への対応を考える
  3. 立ち直るための行動をする
  4. 未来のことを考える
パニッくま

1つずつ解決すればいいんだね。

カナ

そうですね。冷静に分析する気持ちで考えていきましょう。

①パニック障害になった原因を考える

原因が分かれば『今後の行動』が決まります。

・ストレスが溜まりやすい考え方
・引っ越しや環境が変わった時
・人間関係
・仕事

など、強いストレスを受けたことが想像できますよね。

自分の原因はどこにあるか、ノートに書き出してみましょう。

なお、思い当たること(ストレス源)が回避可能なことであれば、なるべく回避してみましょう。

一度そのことから離れてみると、客観的視点で物事を捉えられます。(例:仕事が原因→有給で3日休んでみる→気持ちが軽くなった→仕事が原因だと確信)

カナ

私のパニック障害の原因は元夫のモラハラでした。

②パニック障害への対応を考える

原因がわかって最初にする行動は、情報収集

先ほどの「①パニック障害になった原因を考える」でたとえばあなたが仕事に対して強いストレスを抱えているとします。

そして「通勤の電車に乗れない(発作が起こる)」ことが問題だとするとまずは「電車での発作の切り抜け方」の情報を探して対応を考えます。

余裕があれば仕事のやり方や上司との関係などもっと根本的に、「仕事でストレスを溜めない方法」などを考えてもいいですし、転職だって視野に入ってくると思います。

情報収集にはネット上の交流場所(オープンチャットにもパニック障害関連のスレッドがあります。)がおすすめです。

③立ち直るための行動をする

情報収集がある程度できたら、さらにあなたが立ち直るための行動を細かく考えていきます。

『メンタル』『食事』『睡眠』この3つを1つずつ考えて行動をします。パニック障害って長期戦になることが多いです。焦らず進めていきましょう。

私が実際行った行動について

パニック障害発症後から意識的にウォーキングを続けています。晴れている日はほぼ毎日。無理をしないことが前提です。歩くと気分がすっきりすることと、朝のウォーキングはセロトニンの分泌を促進させてくれます。

ウォーキングは始めやすいのでお試しください。

メンタル的にはアロマテラピーも良かったです。好きな香りに包まれるアロマテラピーは穏やかな気持ちになることを助けてくれます。

食事はタンパク質と鉄分を多く摂ることを意識しました。

エプソムソルトは皮膚からマグネシウムを吸収できる上に、身体がぽかぽかするので安眠につながります。

カナ

他には信頼できるパートナーや仲間に話を聞いてもらっていました。

④未来のことを考える

少し気持ちが前向きになったら、未来のことも考え始めます。

・いろんなところにお出かけしたい
・車の運転ができるようになりたい
・心身ともに元気になりたい

目標があればやる気が湧きます。

少し外に出られる人は自分だけのお守りグッズを持って、行動範囲を広げてみましょう。

これから先の人生を良くする考え方について

これからの人生について以下の考え方を実践してください。

2つの考え方
  1. 自分は生まれ変わったと思う
  2. パニック障害をいい経験だと捉える

①自分は生まれ変わったと思う

初めての発作、どうしようもない不安、行きたいところにいけない…。あなたはパニック障害を発症して経験したことがないことばかり直面しています。

だからこそ人生観も変わったのではないでしょうか。

・心身の健康って尊いことなんだな…
・人生で重要なことってなんだろう
・病気で悩んでいる人の気持ちがわかる…
・支えになってくれる人がいてありがたいな

パニック障害になってから失ったものも確かにあります。同時に気づけたこともあるはずです。

その気づきはこの先ずっとあなたの人生の糧になります。

人の気持ちに共感し、人の痛みがわかる人間に生まれ変わったのです。新しい自分の人生と捉えて考え方もアップデートしていきましょう。

②パニック障害をいい経験だと捉える

パニック障害はこれ以上無理してはいけないという「心のブレーキ」でもあります。

今まで無理しがちだったあなたはパニック障害になってから、意識的にリラックスし、休んでいるかと思います。

自己肯定感が低かったにも関わらず、自分自身を認められるようになった。

パニック障害になる以前はどれもできなかったことです。

おわりに

今回は「パニック障害になった人が立ち直るプロセス【実体験から解説】」というテーマでお話しさせていただきました。

パニック障害になると、不安になって何もかも失った感じになります。私もありました。

どうせならこの記事を参考にして「今までの自分」を手放しましょう。

カナ

不安になったらこの記事をお気に入り登録をして読み返してくださいね。

では、本日も体調に気をつけて素敵な1日をお過ごしください。

カナでした。

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