パニック障害の人の食事について【気をつけたいこと】

カナ

こんにちは!パニック歴5年でメンタル心理カウンセラーのカナです。

このブログでは自身の経験からパニック障害を乗り越えるための工夫や気づいたこと、セルフケアなど、パニック障害にまつわるアレコレをお伝えしていきます。

さて、今回は「パニック障害の人の食事について【気をつけたいこと】」というテーマでお話していこうと思います。

みなさんはアイスや冷たい飲み物は好きですか?

暑い時期は冷たいものを食べたく(飲みたく)なりますが、冬にこたつでアイスを食べるのが好きな人もいますよね。

また、早食いはしていませんか?

こちらは一見パニック障害に関係ないことと思われがちですが、パニック障害で悩んでいる方には食事をゆっくり食べることをぜひ意識してほしいです。

それぞれ詳しく見ていきましょう!

目次

食事はバランスを意識しよう

冷たいものを食べ(飲み)すぎない

人は冷たいものを食べる(飲む)と、胃が冷え高感神経が活発になり、温かいものを飲むと、副交感神経が働きます。

副交感神経を優位に働かせるため、なるべく温かいものを摂ることが大事です。

カナ

私は夏でもホットのハーブティーを飲みます。

でも、たまにはアイスなど冷たいものも食べたくなりますよね。

決して冷たいものがダメというわけではなく、バランスを考えてほどほどにしましょう。

例えばおやつにアイスを食べたら、夕飯は生姜をいれた鍋、というイメージです。

カフェインやアルコールの摂取を減らす

カフェインやアルコールがパニック障害によくないことは脳科学的にも証明されています。

カフェインはアデノシンという神経伝達物質の働きをストップさせることでパニック発作を引き起こし、アルコールは治療薬の効果に作用してしまうという問題があります。

普段紅茶やコーヒーを水分摂取でよく飲むというパニック障害の方は、ノンカフェインの麦茶にすることをおすすめします。

カナ

私はすごくカフェインやアルコールに反応してしまう(発作が出やすくなる)ので、意識してこれらを控えています。

早食いをやめる

早食いは交感神経を働かせてしまいます。

これはよくかまないことが原因で、きちんと食べ物をかんで食べると唾液がたっぷり出ます。

唾液腺は副交感神経の通り道なので、よく噛んで、刺激することで副交感神経がきちんと働くのです。

栄養素(鉄分・タンパク質・ビタミン)を意識する

また、パニック障害を完治した男性の体験談でお伝えしたように、鉄分・タンパク質・ビタミンの摂取を意識しましょう。

ただし、何事も取りすぎはよくありません。(サプリメントや栄養補助食品を取り入れると耐用上限量を超えてしまう可能性があります。)

身体に良さそうだからと言って、1つの食品ばかり食べたり、サプリメントや栄養補助食品に頼りすぎることも気をつけましょうね。

おわりに

今回は「パニック障害の人の食事について【気をつけたいこと】」というテーマでお話しさせていただきました。

  • 冷たいものを食べ(飲み)すぎない
  • カフェインやアルコールの摂取を減らす
  • 早食いをやめる
  • 栄養素(鉄分・タンパク質・ビタミン)を意識する

普段の食事を楽しみにしている人にとって、一部の食事を制限したり意識してすることは悩ましいことかと思います。

しかし、パニック症状を改善するためには毎日の生活習慣を見直すことは不可欠です。

「習慣」というだけに、すぐに変えることは難しいと思うので、まずは意識するところから始めていきましょう。

みなさん、体調に気をつけて素敵な1日をお過ごしください。

カナでした。

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