最初に押さえておきたい!アロマテラピーの基本

カナ

こんにちは!パニック歴5年でメンタル心理カウンセラー・アロマ&ケアスペシャリストのカナです。

このブログでは自身の経験からパニック障害を乗り越えるための工夫や気づいたこと、セルフケアなど、パニック障害にまつわるアレコレをお伝えしていきます。

今回は「最初に押さえておきたい!アロマテラピーの基本」というテーマでお話していこうと思います。

香りを嗅いで落ち着いたり、気分転換できるアロマテラピーは、症状の緩和を目的にパニック障害で悩んでいる人にも人気があります。

アロマテラピーで用いる精油は、自然の植物から100倍近く濃縮された高濃度の液体です。

そのため、使用方法を誤ると、気分が悪くなることもあります。

原液を皮膚に塗らない、飲まないなど「基本的なルール」を押さえて安全に使いましょう。

目次

アロマテラピーとは

アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分「精油(エッセンシャルオイル)」を使って心身のすこやかなバランスを整えていく自然療法です。

植物の香りには、心や身体へやさしく働きかけるチカラがあります。

花の香り、果実の香り、森林の香りなど、それぞれ個性のある香りがベストコンディションを保つサポートをしてくれます。

アロマテラピーの基本ルール

  1. 原液を直接、皮膚に塗らない
  2. 飲まない
  3. 目に入れない
  4. 火のまわりに置かない(引火性があります)
  5. 子供やペットの近くには置かない
  6. 適度に換気をする
カナ

アロマテラピーの効果を得るためにも、100%天然の精油(エッセンシャルオイル)を使用しましょう。

単に「アロマオイル」「フレグランスオイル」と表記されているものは100%天然でない可能性があるため、注意しましょう。

また、年代やその人の体の状況などによっても注意すべきことがあります。

妊娠中・授乳中の方

芳香浴以外、精油の利用はおすすめできません

妊娠中や授乳中の方はお腹の中の赤ちゃんへの影響を考え、薬が制限されます。

それと同じように、妊娠中や授乳中に使用できない精油もあります。

もし、芳香浴以外で(アロマトリートメントなどで)精油を使用するときは、必ず医師に相談して下さい。

芳香浴とは

オイルウォーマーやディフューザーを使用して、香りを楽しむ方法です。

0歳~3歳

芳香浴以外、精油の利用はできません

小さな子供は、香り対して敏感です。

また、体重も少なく、抵抗力も弱いため、精油の影響を受けやすい傾向があります。

カナ

芳香浴を行なう際も、香りは控えめにしましょう。

3歳以上の子供

精油の使用量は、大人の10分の1程度から2分の1程度まで

精油を使用するときは、その子供の体重を考慮して下さい。

子供は、香りに対して敏感なうえ、成長速度が違います。

体重に応じて、大人の10分の1程度から2分の1程度とし、できるだけ控えめに使用することが基本です。

通院中や薬を服用している方

精油の利用する場合、必ず医師に相談して下さい

精油には、薬の作用を妨げる成分が含まれる場合があります。

精油を使用するときは、必ず医師に相談して下さい。

お年寄り・敏感肌・アレルギー体質の方

できるだけ控えめに使用しましょう

使用量は、「3歳以上の子供」と同じくらいです。

ただし、皮膚刺激(精油が皮膚に接触することで起こる刺激、かゆみなどの炎症)や感作性(アレルギー/免疫による反応)のある精油には注意しましょう。 

その他、精油を扱うときの注意点

精油を含んだ蒸気を吸入法する際は「粘膜を保護するために目を閉じて」行います。
精油の量は「3滴以下」、また、ユーカリやペパーミントなど刺激が強い精油を使用する場合、ぬるま湯で行いましょう。

「光毒性」とは、精油を皮膚に塗った後、紫外線(太陽光)にあたることで起こる炎症のことです。アロマトリートメントなどで以下の精油を使用した場合、12時間は紫外線にあたらないようにしましょう。
対象となる精油:グレープフルーツ、ベルガモット、ユズ、ライム、レモンなど
※オレンジ・スィートは柑橘系の精油ですが光毒性はありません

おわりに

今回は「最初に押さえておきたい!アロマテラピーの基本」というテーマでお話しさせていただきました。

アロマテラピーで用いる精油は、「直接皮膚に塗らない」「飲まない」「目に入れない」など基本ルールを守って使用しましょう。

  1. 原液を直接、皮膚に塗らない
  2. 飲まない
  3. 目に入れない
  4. 火のまわりに置かない
  5. 子供やペットの近くには置かない
  6. 適度に換気をする
カナ

薬と同じく、用法・用量を守ってアロマテラピーを日常に取り入れましょう♪

では、本日も体調に気をつけて素敵な1日をお過ごしください。

カナでした。

よかったらシェアしてね!
目次